妊活中の癌発覚

膵臓がん闘病ブログ

私たちは結婚し、そろそろ子供が欲しいと思い妊活をしている最中に旦那の癌(膵臓がんステージ4b)が発覚しました。

病院の先生に何もしなければ間違いなく1年で死ぬと言われたものの、旦那は死ぬ気はいっさいなく、私も旦那が元気だったのでなかなかそんな実感が湧きませんでした。

なので、もちろん二人とも子供を諦めていませんでした。

抗がん剤を始める前に

【妊孕性(にんようせい)温存治療】を始めることになりました。

【妊孕性保存治療】とは

生殖機能が低下、または失われるおそれのある癌治療に際して、精子、卵子、卵巣組織を採取し、凍結保存するまでの医療行為

卵子を採取し、受精させ、胚(受精卵)を凍結保存するまでの医療行為のことです。

【膵臓癌ステージ4b】と告げられてから抗がん剤をやるまで1週間くらいしかなかったので、その間に急いで旦那は精子凍結をやりに行きました。

 

2020年から、AYA世代のガン患者への経済的負担を減らすために妊孕性温存治療の費用は国が負担してくれると知らされました。

あとはタイミングで私が採卵するのですが、問題なのは、旦那が生きてる間にしかできないとのことです。

グレーゾーンでアメリカで保存して亡くなってからアメリカで行う方法もあるみたいですが、日本の法律では亡くなった人の精子は使えないそうです。

精子凍結後、私たちはまず癌を治すことを優先にしました。

もう少し様子見て治ってきたら子供のこと考えようと。

抗がん剤治療開始し入院の時に旦那宛にもらったお花です音譜

結局その抗がん剤も1度だけで辞めてしまいましたが、生きることも子供も何一つ諦めませんでした。



おいしいお水「アクアセレクトの天然水」

タイトルとURLをコピーしました